「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よは)の月かな」 現代訳
せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどう かのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間に さっと隠れてしまう夜半の月のように。
平安時代活躍した源氏物語の著者 紫式部が詠んだ百人一首です。 小学生の頃、祖母の教えで必死に覚えた歌のひとつです。 百人一首には月を詠んだ歌が十首ほどあります。 それだけ古代より、月が人々にとって身近な存在だったという事が分かりますね〜。![]()
☆ さて、わたくし、満月の時にうまれるよ、という助言をいただいており、 本当に、娘を満月の時に出産いたしました。(びっくり!!!) 月の満ち欠けがとても身近な存在になり、月カレンダーというものを 日記代わりにつけております。 自分のバイオリズムと月が、リンクしている事が分かります。
本日は、そんな月のリズムについてお話ししたいと思います。
月は古代から、私達の心と体に影響を及ぼすと考えられてきました。 地球の70%は海でできていて、その満ち引きは月の引力によって変わります。 月が面している部分が常に満ち潮になる、という具合です。 私達の体も、60%以上が水分で出来ていることを考えると、月の満ち欠けが、海の 水のように私達の体と心に影響を与えていることは、自然の事のように思えます。
満月に向かって満ちていく「チャージ期」と、 新月(見えない月)向かって欠けていく「リセット期」のカレンダーにあわせ 自然のリズム・・・意識すると心地よく暮らせますよ♪ 新月 排出(デトックス)・浄化力が最も高まる日。 新しいことを始めるのに最適です。 新月から満月 満ちていく月(チャージ期) ~さまざまなものを吸収し蓄える時期~ 何かを学んだり、創り上げたりするのにも良い時期です。 満月 最も吸収率が高まる日。 身体にも心にも良いものを取り入れましょう。 瞑想でパワーチャージ。リラックスして自分にご褒美を・・ 満月から新月 欠けていく月(リセット期) ~排出・浄化力が高まる時期~ 余分なものを排出したり燃焼力が高まるこの時期。 手放す力、デトックスの力が強まる時期。 働き過ぎには気をつける。 部屋の掃除をしたり、不要なものを手放すのにも○。混沌とした毎日、空を見上げるとお月様はずっと私達をみまもってくれているのですね♪